精神保健福祉士の現状

「精神保健福祉士」は、精神障害者の社会復帰支援を行う人材の確保と育成の充実を図る為に、平成9年に精神保健福祉士法が成立し、平成10年に制定された精神保健福祉分野における国家資格です。

精神保健福祉の現況は、 精神障害者の長期入院、社会的入院の諸問題が指摘され、精神障害者の社会復帰支援がこれからの重要な課題となっています。

このような社会現状から、精神障害者の社会復帰、社会参加の促進の担い手として、精神保健福祉士の期待はますます高まり、今後、精神保健福祉分野で必要不可欠な人材となってきます。

精神保健福祉士・合格と登録

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試験の方法は、五肢択一方式で、出題数は、全部で160問あり、2日間合計の総試験時間は、225分となっています。

合格基準は、総得点の60%程度です。
なおかつ、すべての科目において得点していることが合格の条件となっています。

平成20年1月末現在の精神保健福祉士登録者数は、34,713人となっています。
精神保健福祉士国家試験は年1回実施されており、厚生労働大臣の指定を受けた(財)社会福祉振興・試験センターが試験の実施及び登録の事務を行っています。

精神保健福祉士の国家試験科目

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精神保健福祉士の試験科目は、精神医学、精神保健学、精神科リハビリテーション学、精神保健福祉論、精神保健福祉援助技術、社会福祉原論、社会保障論、公的扶助論、地域福祉論、心理学、社会学、法学及び医学一般です。

社会福祉士の資格所有者は、このうちの8科目が免除されますので、申し込みの際、社会福祉士の登録証のコピーの提出が求められます。

この為、精神保健福祉士の専門科目は、6科目という事になります。

精神保健福祉士の資格

受験資格
・4年制大学で指定科目を修めて卒業した者
・2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した者
・精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した者
・精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した者

以上の受験資格をもつ者が精神保健福祉士の国家試験に合格し、精神保健福祉士として登録することにより、精神保健福祉士を名乗ることができます。

精神保健福祉士の国家試験は、毎年1回、1月の下旬の土曜日・日曜日の2日間で行なわれます。
試験地は全国 7ヶ所で、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県です。
受験の願書の受付は、前年の9月から10月の間の1ヶ月間です。

精神保健福祉法

精神保健福祉法では、精神保健福祉士について次のように規定しています。

『精神保健福祉士の名称を用いて、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の 医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の社会復帰に関する相談に応じ、助 言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うことを業とする者をいう。』

業務を行う場所は、精神科医療機関や精神障害者社会復帰施設、保健所、精神保健福祉センター、精神科デイ ケア施設などです。
こういった施設で相談業務などを行います。

病院や施設に入院・入所中の精神障害者の在宅生活への移行を支援します。
在宅になった後も、住居や就職、学校関連の手続きも手伝い、日常生活を送れるように努めます。

精神保健福祉士とは?

1997(平成9)年に制定された「精神保健福祉士法」に基づいて生まれた国家資格です。
精神障害者の社会復帰促進について相談援助を行うソーシャルワーカーの事です。

精神障害者の生活支援に関する専門的な知識・技術を有する、精神保健福祉分野の専門家としての役割を担っています。

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